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Rune Quartz

銀色の猫の住処

さよならモラトリアム

「ねえ蓮子」
「なに?」
「私達このまま、本当に大人になっていいのかしら」
 紫の晴れ着に身を包んだメリーは、とても美しかった。
 私はパンツスーツで、就職活動の間イヤと言うほど着たものを着ている。
 社会人生活のためにスーツを新調する気はなかった。
「…仕方ないよ。いくら嫌だといっても時は止められない」
卒業証書をもらった瞬間から、私達は学生ではなくなる。
「もし、止められるなら」
「え?」
「私ね、幻想郷の結界を越えれるかも知れないわ」

今日は、卒業式でした。

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